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ソムリエのワイン講座
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ソムリエのワイン講座

ソムリエのワイン講座

2011年7月13日
皆さ~んビッグニュースです!!!!

「赤ワインに含まれるポリフェノールが脳溢血や心筋梗塞などの循環器系の病気を防ぐ」ことはもはや常識ですが・・・
最近チャーリーつかんだ情報によると・・・そのポリフェノールには「ヒトの生命をのばす働きもある」のだそうですヨ!

どうです、スゴイでしょう!
尤も、この情報、アメトークの中で・・・椿鬼奴が言ってた情報なんですけど・・・・・

でも、ガッカリしないで下さい。
チャーリーが裏取りしましたから。
それによると・・・・・・
アルコトでした!!」
先ずは、以下のネーチャー誌(抜粋)をお読み下さい!

テロメアとは染色体末端部位のことで、その部分にある特殊なDNA配列があります。このテロメアDNAは細胞分裂のたびに少しづつ短かくなってゆき、それに伴って細胞分裂の間隔も長くなってゆきます。そして、最後に、それ以上テロメアDNAが短く出来なくなると細胞分裂が止まります。
そのため、テロメアDNAをいつまでも長くしておければ、細胞は死なないで分裂を続け、長生き出来る筈と考えられています。
染色体にあるテロメアDNAは、ヒストンと呼ばれる蛋白質に囲まれています。このヒストンがアセチル化されるとテロメアDNAは表面に露出するので、酵素の働きによって短くなってしまいます。
ところが、SIR2と呼ばれる酵素は、このアセチル化を防ぎ、テロメアDNAを露出しにくい構造にするため、テロメアDNAが短くなるのを防ぎ、寿命をのばすことが出来るのです。
米ハーバード大学医学部の研究チームは、葡萄に含まれているポリフェノール成分の一つであるレスベラトールが、このSIR2酵素に作用し寿命を伸ばす働きがあることを突き止めました。
レスベラトールを酵母に作用させたところSIR2酵素が活性化され、酵母の寿命が70%のびたと報告しています。
従って、レスベラトールはSIR2酵素を通じて寿命に関係する酵素や遺伝子に関与して時明をのばす働きがあると考えられます。

                ネイチャー誌の記事抜粋   
元記事はココ
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12939617

今日はここまで・・・・


ワインの歴史


人類の歴史は200万年。甘い実をつける植物の歴史は3000万年。
糖分をアルコールと炭酸ガスに変える酵母の歴史は数億年。その上、葡萄には醗酵に必須な酵母が自然に果皮に付着しているのが葡萄ですから・・ワインは人類が地上に現れる以前から存在しました。
樹の又や、岩の窪地に葡萄が落ち、自然発酵してワイン状の液体が出来たハズ。当然、ワインは人類が出会った最古の酒と言えます。

古代シュメール人の書いた「ギルガメッシュ叙事詩」(BC4000~5000)には「船大工に赤白ワインを・・・」の記述があります。
その後、エジプト文明に引き継がれ、ハムラビ法典(BC1700年頃 )にも 「酒癖悪い者にワインうるべからず」の記述が見られます。

ローマへはBC1世紀に伝播。
フェニキア人の手で地中海世界へ・・・
そして・・・ついにフランスへ。
1世紀・・ローヌ地方に、2世紀・・ボルドーとブルゴーニュへ、
3世紀にはロワール、
同じく3世紀頃・ドイツにも葡萄作りが伝わり、ローマ皇帝プロブスはワイン皇帝と呼ばれた。
4~6世紀・・民族の大移動 があり ・・大混乱で葡萄畑は荒れるが・・・
8世紀にはフランク王国にカール大帝が出て、再びワインを奨励・・
この頃、ラインガウでも葡萄栽培が始まる。

1130年・・・ベネディクト派の協会が建てられ、協会で造られるワインは・・「シュロス・ヨハニスベルガー」として今もなお生きている。現在はメッテルニヒ公爵のお孫さんの所有。
東京サミットの折、シュミット首相が大平総理に持参したお土産が1945年の「シュロス・ヨハニスベルガー」でした・・・何故か?って?また別の機会に・・・

1135年建てられたシトー派のエーバーバッハ修道院からは・・「シュタインベルガー」が今も・・・このワインは鉄血宰相「ビスマルク」のお気に入り。
いずれにしても・・・ワインはキリスト教ともにヨーロッパに広まってゆく。
18世紀になるとガラス瓶とコルク栓の発明で品質が飛躍的に向上。

ブルゴーニュやボルドー、貴族、豪商、教会が酒質を競うようになる1789年のフランス革命でワインの世界も混乱するが、19世紀に入ると産業革命。ワインの技術や研究も大いに発展。
1855年ボルドーでの格付け行われる・・ところがこの時「シャトームートン」「特級・一級」には選出されず・・・ムートン苦難の百年が始まる・・別の機会に
1863年葡萄の樹にフィロキセラ病が蔓延。ワインの歴史始まって以来最大の危機が訪れる・・・19世紀の末になってようやく回復・・・

1914年第一次世界大戦、その後も1930年代の大恐慌時代で、ワインの世界も混乱・・原産地を偽って売るニセモノワインが横行するがAOC法 (フランスでは1935)が出来、国の管理体制が整う・・信じられないコトに日本ではこの様な法律は現在に至るも作られていない・・・国産のワインの世界は暗黒の時代を引きずっている。サントリーの常務川口順子さんが外務大臣になるくらいだから・・・消費者目線の日本版AOC方なんて出来ないさ。・・・チャーリーすっかり諦めの境地。

第二次大戦後は順調に推移・・
1960~70年代からは*カリフォルニア産、オーストラリア産も注目。
90年代にはチリや東欧も評価。
本家のヨーロッパで新しい動き・・・シンデレラ・ワイン、スーパーテーブルワイン、スーパー・スパニッシュ・・・*)ch.ペトリウス、*ソライア、*)ベガシシリアなど
*)ロバートパーカー氏などによるマイナーな地域の名品発掘が日々続けられている。
現在日本は、第5次ワインブームが終わった・・・漫画「神の雫」で第6次ワインブームを期待したが・・・テレビドラマの「神の雫」がコケたので・・・第6次ブームはいまだ来ず。


  

  ソムリエ: 須賀 碩二
1947年、愛知県豊田市生まれ
中央大学商学部卒業
日本ソムリエ協会・認定ソムリエ
肉料理レストラン『神戸屋』、
フランス料理レストラン
『ル・ポミエ』、
パン工房『ル・ポミエ』、
建材輸入会社
『株式会社日本アンテック』経営

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